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大人になってから初めてやると面白いこと30選

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大人になってから、「初めて」が少なくなった気がする。

行く店も、通る道も、頼むものも、だいたい一度は経験している。知らないものがなくなったわけじゃないのに、そう感じる。

困っていないから、手をつけずに来ただけなのかもしれない。

大人になると、移動には目的が生まれ、休日にも予定が入るようになる。寄り道は、何かを邪魔するものになりやすい。自由になったはずなのに、選ぶものはいつの間にか「いつものもの」に落ち着いていく。

だから、たまには一度やってみるだけでもいい。

続けなくても、上達しなくてもいい。

「一度やってみた」というだけで終わる体験があってもいい。

むしろ、大人にはそういう時間が少し足りないのかもしれない。

大人になってから初めてやると面白いこと30選

大げさな挑戦である必要はないよ。むしろ、ちょっと気になる程度のことでいい。

1.誰にも合わせない一人旅をする
行き先も、食事のタイミングも、休憩する場所も、全部自分で決めていい。合わせる相手がいないというのは、最初は少し心もとないけれど、慣れてくると景色の見え方まで変わってくる。誰かの都合を気にしなくていい旅は、思っている以上に静かで、思っている以上に自由。

2.知らない駅で降りて、その街を歩く
目的地なんて決めなくていい。地図アプリを閉じて、なんとなく気になった方向へ歩くだけで、普通の住宅街や商店街が急に新鮮に見えてくる。観光地じゃない街ほど、素の表情をしている。

3.住んでいる街を観光客のように歩く
毎日通っている道でも、目的を外して歩くと違う顔を見せる。看板の色、路地の匂い、知らなかった坂道。知っているつもりの場所ほど、実はちゃんと見ていなかったりする。

4.一人で知らない喫茶店に入る
扉を開ける瞬間、少しだけ勇気がいる。それでも席に座ってしまえば、あとは自分のペースだけが流れる時間。店を選ぶところから、もう体験は始まっている。

5.自分のために高級ランチを予約する
誰かの記念日でも、接待でもなく、ただ自分のために少し背伸びした時間を用意する。値段の話じゃなくて、自分を大事に扱う練習みたいなもの。たまにはそういう贅沢があってもいい。

6.観光せず、ホテルで一日過ごす
せっかく来たんだから何かしなきゃ、という発想を一旦手放してみる。ホテルを寝るためだけの場所にせず、ただ時間を過ごす場所として使ってみると、一日の密度が変わる。何もしないことも、ちゃんと過ごし方のひとつ。

7.一人でライブや舞台を観に行く
隣の反応を気にせず、自分の興味だけで会場に座る。感想を誰かと合わせる必要もないから、作品そのものに集中できる。意外と、これが一番贅沢な観方だったりする。

8.一人で知らない体験教室に参加する
知らない人たちの中に、一人で混ざる小さな挑戦。うまくできなくて当然の場所に立ってみると、教わる側でいることの気楽さに気づく。普段は何かしらできることを選びがちだから、なおさら新鮮。

9.自分だけの道具をオーダーする
既製品じゃなくて、自分の手や好みに合わせて誂える。時間もお金もかかるけれど、選ぶ過程そのものが面白い。大人になった今だからこそ、自分の使い方をちゃんと言葉にできる。

10.コーヒーやお茶を飲み比べる
同じ飲み物のはずなのに、産地や淹れ方でこんなに違うのかと気づく瞬間がある。知識を増やすためというより、舌の感覚が少しずつ細かくなっていく体験。

11.本格的なアフタヌーンティーを体験する
食べることよりも、時間の使い方そのものが主役。急がず、器や空間まで含めてゆっくり味わう。普段の食事とは、流れる時間の速度がまるで違う。

12.ホテルのラウンジで何もしない
何かを生産しなくても、その場にいるだけで成立する時間がある。大人になると、これが案外難しい。ただ座って、窓の外を眺めるだけの贅沢。

13.自分のために花を買う
花は誰かに贈るもの、というイメージが根強い。それを、自分のためだけに選んでみる。祝いごとも理由もいらない。花屋の前で立ち止まって、自分の好みだけで一輪を選ぶ、そんな小さな行為が、これまでなかった経験だったりする。

14.平日の昼間に、少し遠くまでランチに行く
いつもなら予定が入っている時間を、自分のために使ってみる。罪悪感よりも、いつもと違う街の空気の方が印象に残る。平日の昼の街は、休日とはまるで別の顔をしている。

15.「何もしない休日」を一日作る
予定を埋めないことを、あえて予定にする。休日は有効活用するもの、という発想からちょっとだけ外れてみると、意外な余白の心地よさに気づく。

16.見ていたスポーツを実際にやってみる
ルールは知っているつもりでも、実際に体を動かすと全然違う。観ることと、やることの間には、想像以上の距離がある。その距離を知るだけでも面白い。

17.一人で温泉や銭湯を巡る
知らない温泉地を選んで、一人で何軒か湯をめぐってみる。誰かに合わせて出るタイミングを決めなくていい。宿ごとに違う湯の温度や匂いに気づくだけで、いつもの入浴とは別のものになる。

18.他人が選んだ本を読んでみる
自分の興味だけで選んでいたら、絶対に手に取らなかったであろう本。友人のおすすめでも、誰かの本棚から借りた一冊でもいい。他人の視点をそのまま受け取ることで、知らなかった世界に触れる入り口になる。

19.本屋で「今の自分に合う本」を選んでもらう
検索して選ぶのではなく、今の気分や近況を話して、店員に一冊選んでもらう。自分でも言葉にできていなかった気分を、他人の方が言い当てることがある。

20.専門店で「何も知らない」と伝えて選んでもらう
知っているふりをやめてしまえば、会話は急に楽になる。何も知らないと正直に伝えて、あとは詳しい人に委ねてみる。素直に話を聞くだけで、見えていなかった世界の輪郭が立ち上がってくる。

21.知らない世界の専門店を覗いてみる
買わなくてもいい。用もないのに、専門店の棚をただ眺めてみる。知らない道具や言葉に囲まれるだけで、自分の生活圏の外に、こんな世界があったのかと気づく。

22.一つの作品だけを観るために美術館へ行く
全部を見ようとするのをやめて、一枚の前に長く留まってみる。急いで回っていたら気づかなかった筆致や、光の当たり方が見えてくる。

23.落語を生で観る
知識として知っているのと、その場で空気ごと浴びるのとでは、まるで別物。間の取り方、声の抑揚、客席の呼吸まで含めて、生でしか味わえないものがある。

24.茶道を一度体験してみる
お茶の味そのものより、所作や間、流れる時間の方に意識が向く。一つひとつの動きに意味があると知るだけで、見え方が変わってくる。

25.職人の仕事を体験する
完成品しか知らなかったものを、作る側から見てみる。手元の動き、道具の使い方、かかる時間。何気なく使っていたものの裏に、そんな過程があったと知るだけで、次に手に取るときの感触が変わる。

26.農作業や漁の現場を体験する
普段は食べる側にしか立っていない。土に触れる時間、海に出る時間。そこに、食べ物になる前の時間があったと知るだけで、いつもの食卓の見え方が少し変わる。

27.魚屋で知らない魚を一匹選ぶ
名前も知らない魚を、店員に聞きながら選んでみる。知っているものだけで買い物を済ませていたことに、案外気づかされる。

28.旅先のスーパーを覗いてみる
観光地よりも、その土地の生活がよっぽど見える場所。並んでいる商品も、値段の付き方も、住んでいる人たちの暮らしをそのまま映している。

29.始発電車で知らない街へ行く
目的地よりも、朝一番の電車に揺られていること自体が面白い。いつもとは違う時間帯の街は、驚くほど違う表情をしている。

30.寝台列車やフェリーで「移動」を旅にする
効率よく着くことより、移動そのものに時間を使ってみる。目的地に着くまでの揺れや景色も、ちゃんと旅の一部になる。

大人になってから「初めて」が面白い理由

こうして並べてみると、なんとなく見えてくるものがある。子どもの頃の初めてと、今の初めてって、そもそも別の種類のものなのかもしれないね。

大人になると「初めて」が減ったように感じる

子どもの頃は、なにをやっても初めてだった。今はどうだろう。行く店も、通る道も、選ぶメニューも、だいたい決まってる。……世界から初めてが消えたわけじゃない。ただ、自分から選ぶことをやめただけ、なのかもね。

経験が増えるのと、初めてがなくなるのは、別の話。同じ選択を繰り返しているうちに、知らないものに触れる機会を、自分で減らしているだけ。悪いことじゃないよ。ただ、そうなっているだけ。

大人だからこそ楽しめる初体験がある

行き先を自分で決められる。お金の使い方も、興味の向け方も、全部自分次第。子どもの頃はただ「楽しい」で終わっていたものを、今なら背景まで含めて味わえる

そう考えると、けっこう違うよね。

さっきの一人旅や、専門店で「何も知らない」と伝えて選んでもらう話。あれも、子どもの頃にはできなかったというより、今の方がむしろ楽しめる種類のものだよ。子どもの頃には気づかなかったところまで、今なら面白がれる。

悪くない話だよね。

「初めて」は趣味にしなくていい

新しいことをやると、続けられるか、上達できるか、つい考えたくなる。……まあ、そこまで考えなくていいよ。

一度やってみて、こんな時間の使い方もあったんだ、って思えたら、それでもう十分。趣味にする必要も、習慣にする必要もない。

一回きりで終わっても、その体験はちゃんと残るから。

まだやっていないことを、一つ残しておく

少し引っかかったものをやってみる。

それだけでいいよ。

いつもなら選ばない店に入ってみる。いつもと違う時間の電車に乗ってみる。それくらいの小さな外れ方で十分。いつもの選択から少しずれてみるだけでも、普段なら見なかったものに気づくことがある。

大人になってからも、まだやっていないことは、思っているよりずっと多い。やってみたい体験を探してみるのもいい。……今週末、そのうちのひとつ、試しにやってみてもいいかもしれないね。

そういう「まだやったことのないこと」を、もう少し探してみるのもいい。大人になってからやってみたい体験を、いくつか集めてみた。

まだ自分の中に残っている「初めて」を、探してみるのもいいかもしれないね。

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